改善が見られた対処方法
Android File Tranferを起動した際に
『Android搭載端末が見つかりません』または
『No Android device found』などと表示されて、
どうしても接続できないことがあります。
あるケースでは次のような方法で改善が見られました。
EclipseでAndroidアプリの開発環境を整え、
Macと端末をUSB接続し、適当なアプリを
ビルドして実行します。すると、端末に
アプリが転送されて起動しますので、
それを終了し、Eclipseも終了します。
その後、Android File Transferを起動します。
すると、なぜかAndroid File Transferを
通常通りに使用できるようになりました。
例えば以下のような条件では改善が見られました。
-
MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)
OS X (Version 10.9.5) -
Nexus 5
Android 5.0.1 -
Android File Transfer
Version 1.0 (1.0.50.2266) -
Eclipse
Version: Kepler Service Release 2
Build id: 20140224-0627
Android SDK Build-tools Rev. 23.0.1
問題発生と改善の仕組みを理解していないのですが、
上記以外の端末やバージョンであっても効果があるようで、
私のケースでは同様の手順によって安定的な改善が見られています。
困った時の間に合わせ的対象方法としてならば
試してみても良いかもしません。
なお、アプリの実行時にAndroid端末実機への転送ではなく、
エミュレータが起動して実行されることがあるかもしれません。
そのような場合はエミュレータを終了し、USBケーブルを
挿し直し、もう一度アプリを実行してみます。
するとAndroid端末実機にアプリが転送・実行され、それらの終了後は
Android File TransferからもAndroid端末が見えるようになるようです。
通常の対処方法
Android File Transferを起動すると
『Android搭載端末が見つかりません』
と表示されて端末と接続できないという問題に
関して、対処方法を検索すると以下のように
丁寧に説明されているページが幾つも見つかります。
os x – Android File Transferで端末が認識されない – スタック・オーバーフロー
まずはこれらを試すのが良いと思います。
しかし、私が遭遇した一部のケースでは
これらで改善が見られませんでした。
そこで、SDKからアプリを転送しての実機テストは
ちゃんと機能しているのかを調べてみました。
すると、実機テストの過程では端末も見つかり
データ転送もできることを確認できました。
その直後、なぜかAndroid File Transferも
通常の動作を取り戻していました。
最後に
Eclipse や Android SDK は無料なので
お金を掛けずに試すことができます。
ただし、時間は掛かります。ちょっと面倒です。
また、私のケースでは改善に繋がったというだけです。
問題発生と改善の仕組みを理解していませんから、
他の条件はもちろん、一見して同条件であっても
細部が異なるだけで意味をなさないかもしれません。
このような方法で改善が見られるケースもあるらしい…
くらいに軽く扱っていただけるとありがたいです。
もしも何かの助けになれば幸いです。
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