『-』か『_』か『.』か、URL と Google Search の SEO について。

URL にどの文字を使うべきかは時と場合によります。SEOも考慮して、安全かつ自由にURLを作るためには、目安として
可能な限り小文字アルファベット : a〜z、数字 : 0〜9、ダッシュ : 『
だけを使うようにすると良いと思います。

はじめに 〜読み方〜

『-』はハイフン、ダッシュ、マイナスなどと読みます。

『_』はアンダーライン、ローライン、アンダースコア、アンダーバーなどと読みます。

『.』はドット、ピリオドなどと読みます。

『_』よりも『-』が良い

SEOの観点から、URLの単語区切りは『-』と『_』のどちらが
良いのかという疑問を今でも耳にすることがあります。

結論から言うと『_』よりも『-』が良いです。
より正確には、新規作成する Webサイトについてあるいは
ゼロコストで『-』を使えるならば『-』が良いです。

現在すでに『_』を使用している場合、これから
それを『-』に変更することは URL の変更に
なってしまうため SEO 的にマイナスの可能性があります。
マイナスを避けるためには 301リダイレクトなどのURL移行管理が必要です。
ですから、既存のページのURLを変更してまで『_』を『-』に
変更することはリスクやコストを伴います。

301リダイレクトなどのURL移行管理をすることなく
『_』を『-』へと変更すると、純粋にURLの変更となります。
これは明らかに避けるべきことです。

『_』よりも『-』が良いですが、
既存のURLを変更してまで『-』を使う必要性は薄いと言えましょう。

なぜ『_』よりも『-』が良いのか

これは Google と歴史的経緯によると考えることができます。

イタリアの Padua大学で、コンピュータサイエンスの教授で
数学者である Massimo Marchiori (マッシモ・マルチオリ) 氏は
1997年にインターネットカンファレンスで
インターネット検索エンジンについて発表しました。
その後の PageRank に繋がる Hyper Search についてです。

そこで話を聴いていたのが Larry Page (ラリー・ペイジ) 氏です。
彼らはインターネットの未来について議論し、
Larry は Massimo のアイデアを発展させたいと告げました。

Massimo は発表後にイタリアに戻り、アイデア実現のため
大学に 2万ユーロの資金を求めましたが断られました。
一方、Larry は Sun Microsystems (サン・マイクロシステムズ) の
創始者の一人である Andy Bechtolsheim (アンディー・ベクトルシャイム)
氏から 10万ドルの資金を得ることができました。

Meet the Italian Who Beat Google to Web Search — and Gave It Away

Larry は 6歳のころからコンピュータを触り始め、
ミシガン州立大学で計算機工学の学士を取得し、
スタンフォード大学の計算機科学の博士課程に在籍していた人です。
父はミシガン州立大学で計算機科学、人工知能の教授で、
母もまたミシガン州立大学でプログラミングの教師です。

Larry はスタンフォード大学で同じく博士課程に在籍していた
Sergey Brin (セルゲイ・ブリン) 氏とともに Google を作りました。

彼らはコンピュータやプログラミングの専門知識を持っています。
この分野ではファイル、関数や変数に頻繁に名前をつけます。
多くの場合、名前には一般に『_』は使えますが、『-』は
(マイナス、つまり引き算を示す演算子でもあるため) 使えません。

それだけでなく、名前の先頭に『_』が1つ、あるいは2つ付くなど
した場合、プログラミングでは特別な意味で解釈することがあります。

ですから『Word1-Word2』は『Word1』と『Word2』の 2つの名前を含む文 (引き算) であり、
『My_Program』は『My』と『Program』の 2語には分割せず 1繋がりの名前と理解し、
『__Program__』と『Program』は明らかに別物として区別することが
有用であり、常識的である世界観があるわけです。

Larry や Sergey らが意図したかどうかは私には分かりませんが、
専門家ならではの 1つの自然な作りとして、実際に
Google Search では『_』と『-』が区別されることとなりました。

『_』は複数の単語を繋いで一塊として扱うことを示し、
『-』は複数の単語の境界を示すという扱いです。

話を単純にするために、URLだけが検索対象であるとして考えてみます。
URLが『http://www.blog.com/my-blog/』であった場合、
『my』『blog』『my blog』のいずれでも検索に掛かります。
それは『my-blog』が『-』で分けられた『my』と『blog』という
2語から成り立っていると解釈できるからです。
一方『http://www.blog.com/my_blog/』であった場合は、
『my_blog』としないと検索に掛かりません。
『_』によって『my』と『blog』は不可分であり
『my_blog』という一塊の単語であると解釈できるからです。

Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO

このような扱いの違いから、どちらかと言えば
『_』よりも『-』を使った方が良いということになります。

Google は実際、以下のページにおいて区切り文字として
『_』よりも『-』を使用することを推奨しています。

シンプルな URL 構造を維持する

最後に

新しく Webサイトを作るなら『-』で繋げておけば良く、
URL変更が必要になるならば『_』のままで良いと思います。

Google にとっては広告が収入の屋台骨です。
広告を配信するためには、Google のサービスを
沢山利用し続けてもらう必要性があります。

ですから、Google の利用価値を維持し、高めて行くためにも、
コンテンツの価値にふさわしい掲載順位となるように
絶えず Google Search は改善されているようです。

Google Search の詳細について我々は知ることができませんが、
仮に、URL に『-』と『_』のどちらを使うかによって、簡単に
ある程度の確実性を持って掲載順位に影響を与えられるとすれば、
それは、本当は価値がないにも関わらず、高い掲載順が
得られるような方法があるということに繋がります。
それは検索結果の質を下げ、Googleの価値を下落させ、
サービスの利用者を減少させる可能性があります。

URL にのみ重要なキーワードが適切に入っており、
本文にまったく入っていないということになるとマズいですが、
そうでなければ気にやむことはないのではないでしょうか。

なお、『.』についてですが、フレームワークによって
ルーティングに使う仕様があったり、
『.』以下は拡張子と見なす仕様があったりと、
勘違いや問題を避けるためには使用しない方が無難です。

その他、
『~(チルダ)』はホームディレクトリを表す記号として用いられることが多く、
アルファベットの大文字/小文字は環境によっては区別されないなど、
『~』や大文字アルファベットを含む幾つかの文字は
問題を遠ざけるためにも使わない方が安全です。

つまり、SEOも考慮して、安全かつ自由にURLを作るためには
可能な限り以下の文字だけを使うようにすると良い
と思います。

小文字アルファベット : a〜z
数字 : 0〜9
ダッシュ : 『

以上、URL を作る時の目安になれば幸いです。

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