体温計を脇下に密着させてしばらく待つとピピッとブザーが鳴ります。
私はこのブザーを、体温計が持つ性能において、可能な限り
正しく検温を終えた合図だと思い込んでいました。
私の勝手なイメージで言うと、
体温計の精度が誤差±0.1℃で、実際の体温が36.6℃であれば、
室温や検温の上手さにいくらか左右されるでしょうが、
ブザーが鳴るのは測定状況がおおむね36.5〜36.7℃になった時という感じです。
体温計の説明書を見てみると必ずしもそうではないようです。
例えば、手元にあった OMRON の電子体温計の説明書を見ると
概ね以下のような記載がありました。
- ざっくり検温できたらブザーでお知らせ
- より正確に検温するならブザーが鳴ってからさらに2分測ると良い
- 正しい検温には(脇下の場合)で10分測ると良い
実際に試してみると、
ブザーが鳴った時点での表示は36.1℃で、
10分測った時点での表示は36.6℃でした。
ちなみにさらに10分(つまり20分にわたって)
測ってみたところ36.6℃のままでした。
以上、最近気付いた私の勘違いでした。