Windows 7 Starter のネットブックで Windows 10 へのアップグレード (2)

Windows 10 へのアップグレード方法として Microsoft は Windows Update を推奨しています。7月30日のお昼頃に Windows Update によるアップグレードを試みたのですが、5時間待ってもアップグレードが始まらないかったので、別の方法で Windows 7 Starter から Windows 10 へとアップグレードしました。ここではその (Windows 10 ディスクイメージとUSBメモリを使った) 方法について具体的な手順を紹介します。
所要時間の目安は 3時間です。

前回は Windows 10 のアップグレードに関して
散見される事象からの注意事項を幾つか列挙しました。
また、実際に Windows Update による
Windows 10 へのアップグレードを試みました。

Windows 7 Starter のネットブックで Windows 10 へのアップグレード (1)

Windows Update は Microsoft が推奨する Windows 10
へのアップグレード方法
なのですが、5時間待っても
アップグレードが始まらず、あきらめて
別の方法で即アップグレードすることにしました。

パソコンとUSBメモリを準備

Microsoft から Windows 10 にアップグレード
するためのファイルをダウンロードし、
それを USBメモリに書き込み、それを使って
パソコンを Windows 7 (Starter) から
Windows 10 (Home) へとアップグレードしました。

確認に用いた USBメモリはメーカー不明の 64GBのもの、
パソコンは Eee PC 1001 PXD です。

  • OS: Windows 7 Starter
  • CPU: Atom N455 1.66GHz
  • メモリ: 1GB

USBメモリは 4GB 以上の容量を持ち、内容を全て
削除してフォーマットし直し
てもよいものであればOKです。

Windows 10 にアップグレードするためのファイルをダウンロード

以下のページから Windows 10 のディスク
イメージ (ISO ファイル) をダウンロードします。

Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード

win10-upgrade-20

win10-upgrade-21

エディションの選択には以下の 4種類があります。

  • Windows 10
  • Windows 10 KN
  • Windows 10 N
  • Windows 10 Single Language

このなかから『Windows 10』を選びます。

win10-upgrade-22

『確認』ボタンをクリックします。

win10-upgrade-23

数秒待って・・・

win10-upgrade-24

次は、製品の言語の選択を行います。

win10-upgrade-25

『日本語』を選びます。

win10-upgrade-26

『確認』ボタンをクリックします。

win10-upgrade-27

数秒待って・・・

win10-upgrade-28

32-bit のダウンロード』ボタンをクリックします。


Windows 7 Starter は 32-bit版のみなので
64-bit に関して特に考えることはありません。

Win10_Japanese_x32.iso というような名前の
ファイルがダウンロードできます。
通信状況によりますが、確認では光回線を使い
10〜20分ほどでダウンロードできました。

以上で、Windows 10 にアップグレードするための
ファイルのダウンロードは完了です。

確認に用いたパソコンには Atom N455
という CPU が搭載されています。
これは 64-bit の命令セットにも対応していますが、
ここの選択には関係ありません。

ちなみに、ネットブックでは N270 や N280
などの CPU も多く使われています。
こちらは 64-bit の命令セットには対応せず、
32-bit の命令セットにのみ対応しています。
これらではそもそも 64-bit版を選んではいけません。

32-bit、64-bit の命令セットへの対応などに関しては、
それぞれ以下の intel の Webページに記載されています。
N270
N280
N455

USBメモリに Windows 10 にアップグレードするためのファイルを書き込む

先にダウンロードしたファイルを
USBメモリに書き込むのですが、
通常のファイルのように書き込んでもダメです。
ちょっと特別な書き込みを行います。

Rufus というソフトをダウンロードして
USBメモリから Windows 10 にアップグレードできるような
形で Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) を書き込みます。

まずはパソコンから外部機器を全て取り外します。
USBメモリと間違えて外付けハードディスクを
フォーマットするなどしては大変ですから。

バックアップをとったパソコンにフォーマットしても良い
USBメモリを 1つだけ接続した状態
にします。

win10-upgrade-30

Rufus を起動すると上記のような画面が表示されると思います。
この例では USBメモリは Eドライブで 64GBとなっています。

win10-upgrade-31

『FreeDOS』が選択されているところをクリックして
ISOイメージ』を選択します。
そして、CDドライブアイコンをクリックして、
先ほどダウンロードした Win10_Japanese_x32.iso を選択します。

すると、概ね上記の画像のような状態になると思います。
念のため、デバイスとしてフォーマットして良い
USBメモリ
が選択されていることを再確認
してから『スタート』ボタンを押します。

10〜20分ほど待つと Windows 10 にアップグレード
するための USBメモリができ上がると思います。

Windows 7 Starter から Windows 10 Home にアップグレードする

win10-upgrade-32

UEBメモリへの書き込みが終わったら内容を表示します。
上記の画像のような表示になると思います。
setup』をダブルクリックします。

win10-upgrade-33

『更新プログラムをダウンロードしてインストールする (推奨)』
を選択して『次へ(N)』ボタンを押します。

win10-upgrade-34

win10-upgrade-35

ライセンス条項に同意します。

win10-upgrade-36

win10-upgrade-37

win10-upgrade-38

インストール』ボタンを押すと
Windows 10 へのアップグレードが始まります。

アップグレードの途中で、
Microsoft に利用データを送信して良いか否か、
ファイルを開く時に使うアプリケーションをどうするかなど、
いくつかの設定を行います。

私の例では2時間掛からないくらいで
アップグレードが完了しました。

Windows 10 へのアップグレード完了後

win10-upgrade-39

Windows 7 Starter (32-bit) から
Windows 10 Home (32-bit) へのアップグレード
完了後に上記のような
『ASUS ACPI ドライバがインストールされていません。
ASUS ACPI ドライバをインストールしてください。』
という警告が表示されました。

ACPI とは Advanced Configuration and Power Interface
の略で、機器の電源などを管理するための枠組みです。

win10-upgrade-40

Windows Update で Windows 10 向けに
ASUS ACPI ドライバが提供されている可能性もあるので
まずは Windows Update を試します。

左下のWindowsアイコン (スタートボタン) から
『設定』『更新とセキュリティ』と順にクリックしていく
ことで『Windows Update』を選んで実行できます。

Windows Update では ASUS ACPI ドライバは
インストールされませんでしたので、この点に
関しては個別に解決する必要性がありそうです。

使用感

まだほとんど Windows 10 を使っていませんが、
メモリが 1GBのネットブックでは、
Windows 7 Starter であれ Windows 10 であれ
同様に動作は緩慢です。

Webブラウザを起動して幾つかタブを開けば
メモリを使い切ってスワップが頻繁に発生します。
今までと同じようなものです。

良いのは、Starter 特有の制限が無くなることです。

例えば外部ディスプレイを接続して、
マルチモニタ (2画面) が使えるようになります。
ネットブックの 1024 x 600 px に引きずられること無く、
外部接続のディスプレイのみを 1024 x 768 px にしたり
FullHD (1920 x 1080 px) に設定できます。

壁紙だって普通に変更できます (笑)

メインのパソコンは別にあって、
サブのネットブックを使っている場合には
比較的速い段階で Windows 10 に
アップグレードしても良いかもしれません。

メインのパソコンについては
もう少し初期トラブルが収束してから
アップグレードすると安心感があると思います。

追記 (2015年11月24日)

先日、メールで
7時間ぐらい待ったらUSBメモリなしで
アップグレードできたことを教えていただきました。

お知らせいただき、ありがとうございます!

私は5時間待った後、さらに面倒な手順に3時間を費やして
アップグレードしたわけですが、忍耐強く待つ根性があれば
楽により速くアップグレードできた可能性があったわけですね!

お問い合わせについて

業務として技術コンサルティングやシステム設計・開発を行っております。
気になることがありましたらご相談下さい。
ご相談のみで完結する場合、コンサルティング費用の目安は
内容によりますが1時間で5千円〜1万円ていどです。
コンサルティングや開発を検討されるその前に、
まずはお気軽にコメントやメールでご連絡下さい。
ご契約前のコメントやメールでのやりとりは無料です。

お問い合わせフォーム

お急ぎの場合など、ただちに業務対応が必要な場合は、こちらのお問い合わせフォームをご利用ください。かきしちカンパニーお客様窓口が直ちに対応いたします。
※窓口へのお問い合わせ、お見積もりは無料です。


お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文 (必須)

Share

Windows 7 Starter のネットブックで Windows 10 へのアップグレード (2)” へのコメントが 4 点あります

  1. こんばんは。
    色々検索していたらこちらにたどり着きました。
    同様に『ASUS ACPI ドライバがインストールされていません。
    ASUS ACPI ドライバをインストールしてください。』という表示が出て、消えないのですが、対処法が見つかりましたらお教えいただければ幸いです。

    • subaru様
      コメントありがとうございます。

      今のところはメーカーからドライバが提供されていないようですので、
      『警告表示を画面外へ移動』してパソコンを使用する
      という形で様子を見ております。

      対処法と呼べるほどのものではないのですが、
      多少はご不便の軽減に役立てるかもしれないので
      警告表示を画面外に移動する方法を記載いたします。

      1.
      警告表示の上部で右クリックしますと
      ・移動(M)
      ・閉じる(C)
      というメニューが表示されます。

      2.
      『移動(M)』をクリックしてから矢印キーを 1回押します。
      ※警告表示が矢印キーの示す方向に少し移動します。

      3.
      矢印キーを押した後、マウスを動かしますと
      今度は警告表示がカーソルに追従するように動きます。

      4.
      マウスカーソルを画面右端まで移動してから、
      警告表示が見えなくなるまで右矢印キーを何度か押します。

      5.
      警告表示が画面外になったら Enterキー (あるいは Returnキー) を押します。

      多少なりともお役にたてば幸いです。

        • こちらこそ情報をありがとうございます。
          教えていただいた Webサイトを参考に試したところ
          私のパソコンでは警告表示が消えてくれました。
          今のところ、なぜ違いが出たのかが残念ながら分からないです。。。

          それと、せっかくなので ASUS に Windows 10 への
          対応の意向について問い合わせをしています。
          5年前のネットブックなので対応は後回し、
          あるいは対応されない方向かもしれませんが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*