OS X の省電力機能は Safari に限らず Chrome や Firefox など様々なアプリでも有効な件

OS X 10.9 Mavericks や OS X 10.10 Yosemite にはバッテリの消費を抑える仕組み (タイマーコアレッシグ、App Nap、Safariパワーセーバー) が導入されています。これらの恩恵を受けられるのは Safari など、Apple 謹製のソフトに限りません。Safariパワーセーバーを除き、 Chrome や Firefox など様々なアプリでもそれらの省電力機能が働くようです。
Safariパワーセーバーは Safari が持つ機能で、良い感じに Flash コンテンツを一時停止してくれます。Flash コンテンツはバッテリ消費量が高い傾向にあるため、それらを含む Webページを複数のタブで開く場合は Safari の省電力機能が発揮されます。

タイマーコアレッシグ

簡単な雑用でも10分置きに散けてやってきたら
休む間もなく煩わされて疲れてしまいますよね。
これらは後でまとめて片付けると効率的です。

パソコンでも同じことで、24時間いつでも
雑用を迅速に片付けられるように待ち構えてると
あまり効率がよくありません。

タイマーコアレッシグでは、複数の雑用をまとめて
処理することでパソコンが休める時間を増やします。
休める時間が増えればバッテリの駆動時間も延びるという仕組みです。

App Nap

アプリの動作は速いほど快適です。ですから、
基本的にパソコンはフルパワーで処理を行います。

しかし、使用状況によっては
他のウィンドウによって完全に覆い隠されたアプリ、
ウィンドウが Dock へ格納されたアプリ、
Mission Control や Spaces (仮想デスクトップ)
によって表示領域外にあるアプリなどが出てきます。

これらは起動してはいるものの、
表示を更新しても意味がありません。
処理を行う必要性も低いかもしれません。

このような状態のアプリの処理はフルパワーでなく、
片手間くらいにすることで余力が生まれます。
その余力分だけバッテリの駆動時間も延びるという機能が App Nap です。

app_nap_no
[App Nap が機能していない場合]

app_nap_yes
[App Nap が機能している場合]

上図のように Activity Monitor で App Nap が
働いているかどうかを確認することができます。

ちなみにちょっと似た名前の機能に Power Nap
というものがありますが、これは別物です。

Power Nap はバッテリを節約する機能ではないです。
例えば、スリープ中でもメール受信を行う、
電源と繋がっていればスリープ中でもバックアップ処理を
行うなど、節約ではなく利便性を高める方向性の機能です。

Safariパワーセーバー

昨今の主要な Webブラザであれば Safari に限らず、
バッテリを長持ちさせるための工夫が施されています。

例えば、バッテリ消費量が多い Webページと
少ない Webページをそれぞれ別タブで開いているとき、
表示対象を切り替えれば、バッテリ消費もある程度追従します。
今、まさに見られている Webページにパワーを振り向け、
見られていない Webページのためにバッテリを
犠牲にしないように処理を工夫しているからです。

基本的に、軽量な Webページのタブに切り替えれば
それだけで少なからずバッテリ消費は軽減されます。

このような基本的なバッテリ節約の工夫に加えて、
Safariパワーセーバーは一歩進んでいます。
それは Flash などのプラグインの扱いです。

セキュリティの事情により、
Webブラウザだけでは実現困難な機能があります。
プラグインは Webブラウザと協調してそのような
困難な機能を実現するためのプログラムです。

動画再生には Adobe Flash Player プラグインなどが
広く利用されており、バッテリ消費量は高い傾向にあります。
Safari はそれらの動画再生などの高負荷の処理を
一時停止にすることでバッテリ消費を軽減します。

例えば、以下のような場合

  • ブラウザの起動時に前回のタブ状態を復元する
  • 動画の自動再生を含むタブが複数ある

Safari以外では複数のタブで
それぞれに動画の自動再生が始まります。
Safariで自動再生が始まるタブは1つだけで、
それ以外は一時停止となります。

Safariパワーセーバーは Safari が持つ機能です。
ですから、他の Webブラウザでは機能しません。
そして、主に Flash コンテンツの複数同時再生が
バッテリ消費につながっているような利用形態であれば、
Webブラウザに Safari を使用することで
バッテリ消費を抑えられると思います。

他の Webブラウザでも Flashblock などの
アドオンやエクステンションによって、
基本的には Flash をブロックしておき、
ユーザがクリックすることで Flash コンテンツを再生することは可能です。
Safari ではこれが良い感じに自動で行われる感じでしょうか。

まとめ

OS X の省電力機能は Apple 謹製のアプリに限らず、
様々なアプリで有効です。

Safariパワーセーバーは Safari が持つ機能です。
主要な Webブラウザはそれぞれに
工夫した省電力機能を持っていますが、
Safari は Flash コンテンツの一時停止
という点で一歩進んだ省電力機能を持っています。

Flash コンテンツはバッテリ消費量を高める
傾向にあるため、それらを含む Webページを
複数開くことが多いような利用形態であれば
Safari を利用することでバッテリの駆動時間も長くなります。

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