エンジニアから見た年末大掃除 (三部作) : 整頓編!

昔から人間の身体、記憶力、収納スペース事情はそれほど変わっていません。ですから、物理的に存在するものは昔と同程度しかあつかえません。しかし、情報の扱い、特にその保存と検索はITによって飛躍的に進歩しました。検索できることは整頓されているのと同じことです。
昔とくらべてより多く扱えるようになったのは情報だけであることを意識して、物理的なものは昔と同じように、情報についてはITを活用すれば整理・整頓がはかどります。

年末大掃除の季節ですね。

手際よく掃除を進めるためには
以下の3つを区別することが大切です。

  1. 整理
  2. 整頓
  3. 清掃

今回は掃除の二番目に行う
整頓についてお話しします。

整頓とは?

整頓とは「アレをしたい!」と思い立ったときに
必要なものを最短の時間で用意できる状態にすることです。

限られたスペースに限界までものを詰め込んで、
必要なものをとりだすために時間が掛かってしまう…

どこに何があるか思い出せず、
目的のものをとりだすために『探す』必要がある…

このような状態からできるだけ遠ざかって、
必要なものが瞬間的に取り出せるようにするのが整頓です。

整理が先、整頓が後

しまった場所を覚えておく記憶力、
さっとものに手の届く使いやすい範囲、
それに、収納スペース。
どれも無限ではありません。
というより、かなり限られています。

歳を経るとものが思い出せなくなる、などと言います。
しかし、実は脳内にある情報が増えることによって、
それを引き出すのに時間が掛かるようになることが
研究によって分かってきています。
老化によって、若い頃より脳力が低下したから
記憶の引き出しに時間が掛かる…という単純な話でもないのです。

整頓で大切なことは、厳選されたものに対して
記憶や空間の割当てること
です。

そのためには、
必要不可欠である可能性が低いものを捨て、
身近に置くものを絞り込まねばなりません。
ですから、整頓の前に、まず整理を済ませることが
とても有効と言えるのです。

整頓の最終兵器はIT化

物質的に豊かになったおかげで
昔とくらべると、一人一人の持ち物は増えました。
一方で、人間の身体、記憶力、収納スペースは
それほど変わっていません。

人間の生物としての特性を考えれば、
昔よりも増やせるのは情報だけです。
パソコンやインターネットのおかげで、
情報はほとんど無制限に保存でき、また、
IT化されたものは簡単に検索できるようになりました。
瞬時に検索できることは整頓されているのと同じことです。

ゆえに、できるだけITを活用します。
IT化にそぐわないものは、物理的に残りますが、
十分に整理されていれば
すなわち、電子化できないものが
昔の人と同程度の数や量まで絞り込まれていれば
あとは自分のルールで整頓すれば良いのです。

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