なぜ音階は「ラシドレミファソラ」でなく「ドレミファソラシド 」と教わるのだろうという疑問

子どもの頃に習った音楽の授業では、
もっぱら440Hzを基準とした十二平均律で、
「ドレミファソラシド」と「ド」から音階を数えました。

ところで、基準は440Hzの「ラ」です。

「ドレミファソラシ…ド」
「はにほへといろ…は」
「CDEFGAB…C」

ではなく

「ラシドレミファソ…ラ」
「いろはにほへと…い」
「ABCDEFG…A」

の方が自然なのではと不思議な気がしてきました。

(紀元前にピタゴラスが発案したという説もある)
ピタゴラス音律など、音と科学の関係を考えると
基準音である「ラ」始まりでも良い気がします。

日本では諸外国よりも
ちょっと憂いや物悲しさを感じさせる
音楽が好まれるという話も聞きますので
マイナーな響きになる「ラ」始まりがなじむ気がします。

うーむ。

気になって、調べてみると「ドレミファソラシド」は
イタリア語とフランス語の音名で、
「聖ヨハネ賛歌」が起源だそうです。

聖ヨハネ賛歌によると、
ドレミファソラシドの語源・由来は以下の通り。

歌詞はラテン語である。
Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famuli tuorum
Solve polluti
Labii reatum
Sancte Johannes

第1節から第6節まで、その節の最初の音はそれぞれC – D – E – F – G – Aの音になっている。このことからグイド・ダレッツォはこの歌詞の初めの文字を音名として使用しようと考え、第1節から第6節までの歌詞を利用して”Ut – Re – Mi – Fa – Sol – La”の音名を発明した。これはそのままフランス語音名になった。なお、この聖歌の旋律は、音階を覚えやすくするためにグイドが作曲したとする説もある。
その後、発音が容易なようにと”Ut”は”Do”になった。
第7節の2つの語のそれぞれの頭文字をとると”SJ”となるがJはIの異字体とみなすことができるので、のちに”SI”に変化した。
これにより、7つのイタリア語音名「ドレミファソラシ」が成立した。

音名の歴史的経緯も引き継いだということなのでしょう。
すっきりしました。

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