ベンチャー企業の発想で考える、年末ジャンボ宝くじの攻略法!

ベンチャー企業の発想で、宝くじに払った以上の金額を得る、という観点を中心に年末ジャンボ宝くじの攻略法を考えてみます。宝くじの本質は公共への寄付と、人生を変えるきっかけになる高額な当選金額と考えられます。宝くじでいくらまでの損をよしとするか (=いくらまでなら公共に寄付して良いか)、宝くじでいくら得られたら成功とするかという勝敗の線引きが攻略の肝になります。

ベンチャー企業と宝くじの意外な関係性

私自身はベンチャー企業 (新技術や高度な知識を売りにする中小企業) にいます。
コレ自体がすでに相当な賭けです。

企業の死亡率は以下の通りです。
・設立から5年の死亡率18%。
・設立から10年の死亡率30%。
・設立から20年の死亡率48%。
つまり、株式会社が設立から20年間生存し続ける可能性は52%です。
年数が経てば経つほど死亡率は高くなります。
しかも、ただ生存してもそれは成功ではありません
中小企業白書(2011年版)全文 第3部 第1章 P187 第3-1-11図 より

社会通念からすれば、
私は2回に1回は人生に失敗するような賭けをしていることになります。
というわけで、賭けついでに
まじめに年末ジャンボ宝くじの攻略法を考えてみます。

年末ジャンボ宝くじという名の敵を知る

宝くじは買い続けると必ず損するように作らなければならない
という法律があります。
法律によれば、宝くじの存在目的は
お金に余裕がある人から地方財政資金を調達することです。
また、当選金額は宝くじの発売金額の50%以下にするように法律で決められています。
当せん金付証票法(昭和二十三年七月十二日法律第百四十四号)より

年末ジャンボ宝くじでは 1000万枚 (1ユニット) の発売総額が 30億円です。
これに対する当選金額は 14億円ちょっとで、ちゃんと発売金額の半分以下になっています。

つまり、宝くじの本質は公共への寄付です。
ただし、幸運な人には人生を変えるほど高額の当選金がもらえるという可能性付きの。

年末ジャンボ宝くじの具体的な攻略法

宝くじは買わなければ当たりません。
ただし、買えば買うほど元本が目減りしていきます。

ならして見ると、宝くじの当選金額は購入金額の半分ほどになります。
ですから元金が 100万円なら、チャレンジするごとに50万円、25万円、12.5万円と減って行きます。
10回のチャレンジで 100万円が 1000円未満にやせ細ります。

よって、最初に以下の2点を決めます。

  1. 宝くじでいくらまでの損をよしとするか (=いくらまでなら公共に寄付して良いか)
  2. 宝くじでいくら得られたら成功とするか

攻略対象としての宝くじはあそびじゃありません。
どちらかと言えば、公共への寄付という善行、
または人生を変えるチャンス獲得へのチャレンジと言えるでしょう。
ですから計画的に撤退するラインと、勝ち抜けするラインを決め、絶対に死守しなければなりません

勉強やビジネスと違って、
宝くじでは失敗経験を活かすことはできないように作られています。
すくなくとも当選確率をあげるという意味では。

よって、これまでの負け分を取り返すとか、
続けていればいずれ購入金額を上回る当選金額が得られる
などと考えてはいけません

この考え方は年末ジャンボ宝くじの必敗法ですから、当然に最終的に負けることになります。

撤退ラインを絶対に死守して、
そのうえで幸運が迷い込んだら逃さずに宝くじを金輪際やめる

これが年末ジャンボ宝くじで、払った以上の金額を得るための最上策です。

※お金と時間が無限にあれば
倍々で購入し続けることが必勝法になるのですが、
払った以上の金額を得るというゴールを設定している以上、
(元金無限なら宝くじを買う必要がないという意味で)
元金と時間が無限というのは矛盾していますし実践不能です。
となると、基本的にはチャレンジ毎に期待値にそって元金が細り、
確実性も無いので必敗法としました。

お前の夢は金で買えるのか?はい!買えます?!

あなたが公共のために寄付しても構わない 100万円をもっているとします。
そして以下のように考えているとします。

  1. 人生を変えたいか? YES!
  2. 100万円があれば人生が変わるか? NO!
  3. 1億円あれば人生がかわるか? YES!
  4. 勤倹貯蓄を重ねて1億円を作れるか? NO!

このような場合に、宝くじを
『稀に人生を変えられる公共への100万円の寄付』
と捉え、勝敗のラインを死守することが宝くじの攻略法です。

100万円を失ったところで人生が変わるわけでもなく、
ただ社会に直接的に貢献した自分になるだけの話です。
人生に悪影響がないように、そこで撤退すれば良いのです。

じゃあ、宝くじで絶対確実に儲けられないの?

宝くじの本質は寄付です。
寄付されようとしてどうするんですか! (笑)

まぁ、無理です。

年末ジャンボ宝くじではなく、
何らかの宝くじで期待値が1を超えた場合、
人知れず莫大な資金調達ができればそれも可能ですが……。
まぁ、普通はそのような状況はありません。

昔、フランスで国が計算をミスって
期待値が1を超える宝くじを発売してしまいました。
ヴォルテール (フランスの哲学者) はそれに気付き、
借金して宝くじを買い占めました。
それで現在の日本円にして約5億円を儲けました。

つまり、以下の条件を満たせば絶対確実に宝くじで大金を得られます。

  1. 主催者がミスをして期待値が1を超えること。
  2. 誰よりも早く主催者のミスに気付くこと。
  3. 誰にも知られることなく宝くじの全てを買い占められる資金を調達すること。
  4. 実際に全ての宝くじを買い占めること。
  5. そのような場合に当選金を支払うことを妨げる法がないこと。

年末ジャンボ宝くじクラスでいえば
とりあえず、下準備として
「あなたが4000億円かして!」と一言いえば
だまって即座にかしてもらえる状況を作っておかねばなりません。

宝くじの当選確率を恣意的に上げれば
絶対確実に高額な当選金を得られますが、それは犯罪です。
相対的に当選確率を下げられた人たちが詐取されたことになるからです。

恣意的に特定の個人に当選金を集めることができない以上、
運用によって当選金額のパイを増やすしかありません。

Warren Buffett は世界でも最も成功した投資家と言われています。
彼をもってしても年率5%の利回りです。
それ以上を望むならば絶対確実は極めて困難でしょう。

銀行預金よりはずっと良いですが、
払った以上の金額を得られれば良いとしても、
利回りが低ければ趣旨から外れるでしょう。

本当に宝くじで絶対確実に儲けられないの?

うーん。ゼロではないが……。

もう、完全に年末ジャンボ宝くじの話ではないのですが
2人目のヴォルテールを狙うことになるでしょう。

キャリーオーバーで期待値が1を超えても胴元は損をしません。
ですが、これがあり得る宝くじならば、
この好機が訪れた時点でニュースとなり衆目に触れます。
買い占めなど不可能でしょう。

ですから、本質的に胴元のミスが不可欠なんです。

そこいらの個人が宝くじを発売できるならミスの可能性も多少はあるでしょう。
しかし、日本では民間が宝くじの胴元になるのは違法です。※刑法187条
そのようなチャンスを見つけるのは困難です。

海外の宝くじに目を向けることになりますが、
宝くじの授受も違法です。※刑法187条
自分自身で外国宝くじを買わなければなりません。

つまり、以下の要件を満たすものがないか各国毎の言語で探し。
各国毎の通貨と法に基づいて実施することになります。

  1. 主催者がミスをして期待値が1を超えること。
  2. 誰よりも早く主催者のミスに気付くこと。
  3. 誰にも知られることなく宝くじの全てを買い占められる資金を調達すること。
  4. 実際に全ての宝くじを買い占めること。
  5. そのような場合に当選金を支払うことを妨げる法がないこと。

けれど、何カ国語もあやつれて、
本来ありえないミスに誰よりもはやく気付く……
そんな人は普通に仕事して1億を用意できると思うのです。

そして、針の穴を通すようにミスを見つけて宝くじを買い占める。
もうこれ自体が、胴元のミスという大当たりを、
大量の時間を払って引き当てようという、ギャンブルなわけで
やっぱり、宝くじで絶対確実に大金を得る方法は無いです。

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