なぜ秋入学か、世界大学ランキングで東大の順位が高くないわけ

世界大学ランキングは1つだけではありません。
出版元の数だけ種類があり、評価基準も異なります。

それにしても、日本の大学の評価はそれほど高くありません。
日本の最高学府であり最高ランクでもある東大でさえ30位くらいです。
日本で一番頭の良い人たちが集まっているのに不思議な感じがします。

なぜか?

教員や研究に問題があるのでしょうか?
いいえ。
留学生と外国人教員が少ないことが大きな要因の一つといいます。

世界中から優秀な人材を集めようとすれば
必然的に留学生や外国人教員が多くなるでしょう。
逆に考えると、留学生と外国人教員が少ないことは
世界中の優秀な人材が集まりにくいことを表します。
これがランクを下げているといいます。

他国の同ランクの大学と比べると、
東大の研究などは高い評価を得ていますが、
留学生と外国人教員の数では明らかに劣っています。
日本の制度上、優秀な留学生を得る機会がないということは
東大の、そして日本の大学全ての国際的地位を下落させていくのでしょう。

そこで秋入学の話が出てきます。
国際的には秋入学が標準です。
世界中の優秀な人材を招き入れようとするなら、
半年足踏みさせて春入学してもらうのは無理があります。
国際標準である秋入学に可能性があるのでしょう。

国際的地位といってもピンときません。
しかし、世界の未来を作り上げて行くであろう
優秀な学生を国の内外を問わず集め、
それらの人々と日本の接点を密にしていくことは
巡り巡って私たちのメリットになるのだろうなということは感覚的にはわかります。

大学の礎が築かれたのは1000年ほどまえです。
日本は江戸時代に国を開き、明治維新を経て近代化への道を歩みました。
日本の大学は明治時代に欧米をモデルとして作り上げられたので、
もともとは秋入学でした。

こう眺めてみると、
東大を筆頭とする国内の名のある大学が秋入学に関心を持っていること、
そして、現在の東大の世界的地位があまりたかくないことが分かります。

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