もともと無償だったミシュランガイドが有償になったわけ

三ツ星方式のレストランガイド、旅行ガイドで有名な
ミシュランガイドですが、もともとは無償で配布されていました。

ある工場を訪れた際、作業台の足代わりに
ミシュランガイドが使われていたのを見て、
「人間はお金を払って得たものしか大切にしない」
との考えから、無償配布を中止、有償配布となったのでした。

あえて有償という選択肢

安価なワインと、高価なワインの実験に関するお話です。

一般の人が本当に味だけでワインの美味しさを評価すると、
ワインの値段と評価は比例しないということが様々な実験から明らかになっています。

仮に2本のワインのうち、より高価な方をで選ぶとしたら
正解率は50%ていどになるでしょう。
では、実際にワインを飲んで、
本気で高価なワインを判定してもらったらどうだったか、、、
なんと正解率は53%でした。
つまり、勘で選ぶのと殆ど同じという実験結果です。

では、われわれ一般人は一番安いワインを飲めばいいのか?
そう単純でもないんです。
価格やボトルのラベルなどを見ると、
あきらかに高価なワインが美味しく感じるのです。

高価だと知ったうえでワインを飲むと、
脳は明らかに大きな快感を感じます。
つまり、脳にとっては高価ワインがより美味しいということは間違いない事実なのです。

脳にとっての事実には主観性があります。
ある意味で、事実は虚構なのですが、この構造は応用できます。

マックスプラシーボという偽薬があります。
これはプラシーボ効果を利用した薬です。
薬効ゼロなので副作用も殆ど100%ありません。
しかし、病状を緩和には効果があります。
なんと、プラシーボ効果をあてにした偽薬だと知っていても効果はあります。

他の例としては、水道水とミネラルウォーターを比較してみてください。
無料の水道水よりも、有料のミネラルウォーターの方を美味しく感じたり、
大事に扱うのではないでしょうか。

まとめ

有償、特に高価であることは、その品物を所有し消費する人に大きな快感を生み出します。
認知的不協和も手伝って、その品物をより大切にする動機を与えます。

ですから、有償、特に非常に高価な値段設定を、
単純に常にぼったくりと考えるのは誤りです。

特に一般に広く普及する必要性がない品物であれば、
有償にしたり、価格を適切に設定することで、
所有者により大きな快感を与えたり、
ものを大切扱ってもらえるという効果を考慮しても良いのではないでしょうか。

以上、無料以外の選択肢のご参考になれば幸いです。

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