2000年問題で終わりじゃない
まだまだある!?20xx年問題

2025年問題、2030年問題、2036年問題など
リスクがあるのは2000年問題だけじゃないことをご存知ですか?

20xx年問題

コンピュータシステムを食べ物に例えると分かりやすいのですが、
2000年に消費期限が切れる食べ物を、
2000年以降も食べると決めたために発生したのが2000年問題です。

2025年に消費期限が切れる食べ物を、
2025年以降も食べようとすれば2025年問題が起きますし、
20xx年に消費期限が切れる食べ物を、
20xx年以降も食べようとすれば20xx年問題が起きます。

世界には幅広く使われている
消費期限が異なる何種類かのコンピュータシステムがあり、
これらの消費期限にあわせて次々とやってくるのが
20xx年問題というわけです。

20xx年問題の影響

メール、携帯電話、カーナビ、インターネット、銀行など
我々の生活に欠かせないこれら仕組みは
コンピュータシステムに支えられています。
コンピュータシステムに問題が起きれば、
これらが停止したり、予期しない動作をする可能性があります。

多くはコンピュータシステムは
事前に綿密な対策を行うことで、大過なく運用しつづけられています。
その一方で、
KDDIの請求不具合、NTT-Xのメール異常、ATMの動作不良、
オーストラリアの銀行でのシステム不具合など
社会的影響や実害はゼロではなく、実際に問題は起きています。

よく知られた20xx年問題

広く影響する可能性がある
良く知られた20xx年問題は以下の通りです。

2025年問題
昭和元年を基準に下二桁で年を表現しているシステムが設計寿命を迎える。通称昭和100年問題。日本で元号を扱うシステムは注意。
2030年問題
1930年~2029年を下2桁で表現しているシステムが設計寿命を迎える。2000年問題を小幅な改修で乗り切ったシステムは注意。
2036年問題
1900年1月1日0時0分0秒を基準にしているシステムが設計寿命を迎える。インターネットで時間あわせや同期するシステムは注意。
2038年問題
1970年1月1日0時0分0秒を基準にしているシステムが設計寿命を迎える。UNIXベースのコンピュータシステムは注意。iPhoneやAndoridはさようなら。
2048年問題
1980年1月1日0時0分0秒を基準にしているシステムが設計寿命を迎える。USBメモリとかSDカードの取り扱いがおかしくなるかも。
2050年問題
1950年~2049年を下2桁で表現しているシステムが設計寿命を迎える。2000年問題を小幅な改修で乗り切ったシステムは注意。
2070年問題
1970年~2069年を下2桁で表現しているシステムが設計寿命を迎える。2000年問題を小幅な改修で乗り切ったシステムは注意。
2088年問題
平成元年を基準に下二桁で年を表現しているシステムが設計寿命を迎える。通称平成100年問題。日本で元号を扱うシステムは注意。

そもそも20xx年問題はなぜ起きるのか

1900年代、コンピュータには西暦を
下二桁であらわす設計が見られました。
これが原因で2000年問題が発生しました。

コンピュータやアプリに野方図に
お金を掛けるのは得策ではありません。
コストと実用性を秤にかければ、
100年、300年先のことまで考えて
発注したり設計することは本当に稀でしょう。
特に昔のコンピュータは非常に高価でした。
ですから、少しでも資源を節約しようと
西暦を下二桁であらわす設計が採用されました。
何十年かの間には機械や設計が一新されると考えて。

現在のコンピュータは当時と比べてると、
計算能力は40年で35万倍、記憶容量は35年で11万倍も向上しています。
とても高性能なので昔ほどの節約は不要です。
※Intelの初代CPUである4004とCore i7-3790Xを比して
※IBMのIBM 3380(2トンもある!!)とHP XP24000を比して

これだけの性能があれば、
次は1万年問題とか、10万年問題とか
ずっと先にできそうな気がしてきます。
でも、実際にはそうはいきません。

ものの複雑さを考えると
自転車より車。車より飛行機、飛行機より大規模コンピュータシステム
といった具合にその設計難易度が上がって行きます。

大規模コンピュータシステムを毎回ゼロから作り上げていては
いくら時間とお金があっても足りません。ですから、
長期間の運用実績がある複雑なソフトウェア部品を使い回すのです。
するとその中で一番寿命の短いものにひきずられて
20xx年問題が起きてしまうのです。

おまけ

このサイトは2038年問題の影響を受けます。
気になる記事があれば、念のため
今から24年以内に読んでいただければ幸いです。
※他のWebサイトも殆ど全てが2038年問題の影響を受けますが…。

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