AirPrint非対応のプリンタだけど…
それでもiPhoneやiPadからAirPrintで印刷したい!!

AirPrint非対応のプリンタでAirPrintすると決めたので助けてほしい

結論から言います。
AirPrint非対応のプリンタでもAirPrintは可能です。
パソコンと組み合わせる必要はありますが。

iOSにはAirPrintという、
何も設定しなくても簡単に印刷できる仕組みがあります。
というか、設定不要というより設定不能なんですけどね。

iPhoneやiPadからの印刷となればAirPrintを使うことになります。
その際にはAirPrint対応のプリンタが必要なのですが、
手持ちのプリンタを買い替えるのは金の無駄、時間の無駄、
ついでに地球に優しくないというわけで、
なんとかしてほしいという相談を受けます。

airprint

そんなときはパソコンにAirPrint対応プリンタのふりをさせます。
パソコンにAirPrintサーバを立てることで、iPhoneやiPadからは
パソコンで動くAirPrintサーバというプログラムがAirPrint対応のプリンタに見えます。
パソコンは印刷そのものはできないので、
iPhoneやiPadからAirPrintサーバに印刷の要求が届くと、
実際の印刷はAirPrint非対応のプリンタに任せるという流れです。

AirPrint非対応のプリンタでAirPrintするための手順

上述の通り、概要としてはとても簡単です。
AirPrint非対応のプリンタに欠けている部分を、パソコンが補う。
そのためにAirPrintサーバを動かすだけです。

とはいえ、AirPrint非対応のプリンタを使うためには
欠けている部分をせっせと設定しないといけません。
設定に必要な事項をここで列挙しておきます。

直近ではWindows 8.1のパソコンとWPSON PX-203、
そしてiOS7のiPad Airでの動作を確認しています。
パソコンとプリンタの接続はUSBで直接、
あるいはルータ経由でLAN接続のいずれもOKでした。

  1. プリンタのセットアップ。ドライバをインストールして、通常使うプリンタとして選択して、プリンタ共有をオンに。
  2. Bonjour Orint Servides for Windowsをダウンロードしてインストール。iPhoneやパソコンなどが属するLAN内でプリンタを見つけ出して使えるようにしてくれる。
  3. Windows AirPrint Installer iOS 5 for x86 x64.zipをダウンロードしてインストール。これがAirPrintサーバになる。
  4. AirPrintサーバの設定方法は以下の通り。
    1. “AirPrint_Installer.exe”を実行して”Install AirPrint Service”をクリックする。
    2. “AirPrint iOS 5 FIX – 32Bit.reg”か”AirPrint iOS 5 FIX – 64Bit.reg”を実行してインストールする。Windowsが32bitか64bitかでどちらかを間違えないように選んでインストールする。
    3. “AirPrint_Installer.exe”を実行して、”Service Startup”で”Auto”を選んで”Start”をクリックする。
    4. パソコンを再起動する。

これでiPhoneやiPadからAirPrintを試みると
プリンタが選べるようになるはずです。

もしプリンタが選べないなど、AirPrintサーバの設定を間違えてしまったら
コマンドプロンプトを立ち上げて以下を実行し、
パソコンを再起動します。

sc stop airprint
sc delete airprint

もう一度、最初から設定を行ってください。

プリンタは選べるけど印刷できない…という場合は
ゲストアカウントで印刷できるようにするのが簡単です。
“AirPrint_Installer.exe”を実行して、
“AirPrint Auth”に対して”Use Guest Account”を選択し、
“Enable Guest Account”にチェックを入れて”Update”をクリックします。
Windowsの方でもGuestアカウントをオンにして
パソコンを再起動します。

これでプリンタから印刷できるようになるはずです。

AirPrintは印刷に関する設定ができない

めでたく印刷できるようになると次に聞かれるのが
用紙の向きとか、画質とかをどうやったら選べるか、
ということです。

結論から言うと選べません。

例えば、Webサイトの印刷であれば
A4用紙(縦)に高画質で印刷できれば大抵の用は足ります。
でも、横長の写真が1枚ずつ掲載されているWebサイトであれば
A4用紙(横)、あるいはL版に印刷したいと思うかもしれません。
でも、ムリです。
元々AirPrintに対応しているプリンタでもムリです。
AirPrintは設定不要で設定不能ですから。

プリンタによっては印刷内容に合わせて用紙の向きや画質を
調整してくれるものもあります。
しかし、向きや画質を選択するもっとも簡単な方法は
そのような機能を備えたアプリを購入することです。
印刷の調整のためにプリンタを新しく買うくらいなら
アプリの方がリーズナブルでしょう。

完全に設定不要にするため、
用紙の向きさえ選べないというのは
Apple的な設計の割り切りとして興味深いです。

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業務として技術コンサルティングやシステム設計・開発を行っております。

  • AirPrint非対応のプリンタの設定をサポートして欲しい。
  • AirPrintで用紙の向きをなんとかしたい。

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AirPrint非対応のプリンタだけど…
それでもiPhoneやiPadからAirPrintで印刷したい!!
” へのコメントが 1 点あります

  1. 大変有意義な情報ありがとうございました。おかげさまで私も古いプリンタをAirPrint で使えるようになりました!一言お礼まで。

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