2012年から、Macbook Pro Retinaには以下の3つのディスプレイ出力が備わりました。
- HDMI (1つ)
- Thunderbolt (2つ)
その全てにディスプレイを接続すると、
物理的には本体を含めて4画面になります。
というわけで、今日は
4画面を目当てにMacbook Pro Retinaを買う人向けに
機種選択の落とし穴についてお話します。
同時に4画面使えるモデルと、3画面までのモデルがある
Other World Computing Blogによると、
Macbook Pro Retinaで以下のような4画面出力が可能です。
- 本体のRetinaディスプレイ(2880 x 1800)
- iMacディスプレイ(2560 x 1440)- Thunderbolt接続
- iMacディスプレイ(2560 x 1440)- Thunderbolt/Mini DisplayPort接続
- 液晶ディスプレイ(1920 x 1200)- HDMI接続
しかし、同様のポートを備えたMacbook Pro Retinaの全てで
同時に4画面使えるわけではありません。
Macbook Pro Retinaには
以下のような、2つのグラフィックチップを搭載した機種と、
- Intel HD Graphics 4000 + Nvidia GeForce GT 650M
- Intel Iris Pro Graphics + Nvidia GeForce GT 750M
以下のような、1つのグラフィックチップしか搭載していない機種があります。
- Intel HD Graphics 4000
- Intel Iris Pro Graphics
後者の、1つしかグラフィックチップを搭載していない機種では
本体を含めて3画面しか出力できません。
物理的には4つのディスプレイをつなげますが、
全ての画面に同時表示することはできません。
例えば、13インチのMacbook Pro Retinaや、
15インチの2013年モデルの一部は3画面までです。
4画面が必要ならば
2つのグラフィックチップ搭載の機種を選んでください。
もう買っちゃった・・・という場合には
USB接続のディスプレイを使うという代替策があります。
しかし、USB接続のディスプレイの選択にも落とし穴があるので、
次回はそのお話をします。
※
次回予告をしておきながら1年あまりも忘れていました…。
関心をお持ちだった方には申し訳ないです。
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